Feb 27, 2010

かお58 - 縦目1 -


縦長の 目 のキャラクター


いまでは一般的に受け入れられ
目が縦長であることに
疑問を持つ人間は皆無
かつて 自分自身もそうであった


しかし
今はこの
通称 「縦目」
(勝手に称し 勝手に通っていることにしています)に
大いに疑問を持ち始めている



一体全体何故
このような 
"気持ち悪い"カタチが
目 のすがたとして一般的に受け入れられ
目 として認識され
好感を持たれるのだろうか


気持ち悪い といっているのは
ニンゲン様 縦長の目を
つくれないからである

多少の大きい小さい
つり目たれ目はあるものの

「君の目は"縦長"だね!」

などという台詞は聞いた事がない
一体何故

かく言う私も
決して「縦目」が嫌いな訳ではない
むしろ縦目キャラは好きな方である

一体何故・・・



実際いたら美人なのだろうか
もしくはモデルさんがきれいなだけか
我が猫っぽいヒトが好きなだけか
はてはて

でも結構美人かもw


Feb 26, 2010

かお57 - ・・・ -



君の瞳は
不思議だ

その奇妙なすがた
ヒトとは思えないその瞳に
誰もが心を奪われ
誰もがその瞳を欲し
酔いしれる


誰もその瞳の魔力からは逃れられない


人類はその得体の知れない

"気味の悪さ"

からは 逃れられない・・・


※ 筆者は 壊れてしまった訳ではございません




Feb 25, 2010

かお56 - キャラのキャラの記号 -

キャラクターをつかう理由を
3つあげたが

キャラクター化を行う手順が
記号を作るプロセスと
言い換える事ができる

作られたキャラクターは
なんらかの事象の代替物であり
また ある事象を喚起させる事が可能である


記号が喚起する事象の意味は
世界で理解され広がる

キャラクターが世界的な人気をほこり
好感をもって受け入れられているのは
キャラクターが記号として
認識されているからかもしれない

もちろん 超人気キャラクターに限った事ではあるが



世界中で愛され続けるキャラクターには
そのキャラクターを決定付けるキャラがあり
それが 月日がたつにつれ
「記号」
となったと言える


ずっと愛されるものとは・・・

Feb 24, 2010

かお55 - キャラで55! -


かお の 記号


再びキャラクターに戻ることによって
この問題に取り組んで行きたいと思う


なぜ
キャラクターを今まで
実験や検証のために使ってきているのか
整理しておきたい 真面目っぽく


それは第①に

キャラクター化を行う過程において
様々な要素が純化されて行くからである



純化と言えばとても聞こえは良いが
キャラクターを作成する際には
キャラクターによって表現したい事象を構成している
要素を減らしていく過程を経る

さらに その事象を特徴づける 選ばれた要素を
より強調(デフォルメ)し
キャラクターのキャラクターを
決定付ける作業を経る





第②に

ある種の普遍性をもって存在しているからである


特に世界的に世代を超え人気のある
キャラクターに関しては
ほとんどの国地域において知られており
そして受け入れられている

これはキャラクターを検証に用いることで
普遍性の問題をクリアできる事を示す
(示した気になれる あくまでブログ上において)





そして第③に

個人的に好きだからである


というのは “半分” 冗談だとしても
多くのキャラクターは好感を持たれている

"キャラの存在意味が理解されている"

そしてその好感のもたれ具合というのは
人気の高いキャラクターであればあるほど 強く
その理由が曖昧かつ複雑
そしてある意味単純になる

かわいいから好き
のように

最終的に
何かを好きになったり
何かに夢中になったりするのには
理由などいらんのだ





その理由を探るのは面白いではないか?

Feb 21, 2010

かお54 - start again -


「おれのマンガは記号にしかすぎないのだ」

手塚治虫でさえ
こう言い切ったという




「過去の遺産を未来に語り継いだ男」

The Rolling Stones, Keith Richardsは
この言葉を墓に刻んでくれといった


そしてそのスタンスをかっこいいという
浦沢直樹




過去から現代にわたる
流れの中で
キャラクターには様々な
定着している"記号"が存在していると
感じることがある

人間はそれを
違和感無く受け入れ
"かわいい"と愛で
"もえ"という言葉さえ使うようになった



「かお」の「記号」とはなんだ!!!




あなたはどれをどっちにいれるか分かりますか???


Feb 19, 2010

Avatar17 - Method.2.4 -

人間の
"笑い" とか
"共感" などという
たぐいのものを
コントロールしているのが
"タイミング"であり
"間"
であると



人間特有の"間"を
ロボットにも感じさせれば
ロボが間をコントロールできれば
ロボは感情を持っているように見え
あるいは自らツっこみを入れているように見える


ロボに
間をとらせるために
まずは
「ツっこみ=結果」
を覚えさせないと(プログラミングしないと)
いけません


はじめからろぼに
「ボケ=原因」
をつくらせると
こっちが困っちゃいますから

まずは人間サイドが原因をつくってあげて
ロボットが結果を示せるようにする

そこから始めたほうがよいでしょう



終わりとは始まりとはよくいったものです そしてその通りです

Feb 18, 2010

Avatar16 - Method.2.3 -


「間」


"お笑い" は
間がとってもとっても大切である という
実感として関西人なら 理解できるであろうが



"ボケ" がいる
それに対し
"ツっこみ”がいる



ボケは"原因"である
ボケはそれを見る・聞く人たちに対して
何らかの異変を呈示する
要は
なんかバカな事を言ったり
なんかアホな事をしたり
するってことです



ツっこみは"結果"である
ボケの行う変異に対して
それを見聞きする誰もが
「おい、おかしいぞ!」
と思う
それをコンマ数秒
みんなより早く言ってあげる
それもうまい言葉で
そうそうそういいたかったの!だったり
そうきたか!みたいにね
あるいはどついてあげる

ボケのおとしまえをつけてあげる
それがツっこみの役目であるという


「ひとは共感することで笑う」のだ



ボケは
ツっこみが
いなければ成り立たないし笑えない

ツっこみは
ボケがいないと成り立たないし笑えない


もちつもたれつ
「間」をコントロールしておると・・・



っきゅ!とね




参考 : 明石家さんま・談

Feb 17, 2010

Avatar15 - Method.2.2 -

ここ(Method.2)で言うタイミングとは
「間」
のことである


人間同士においても
"間" や "間合い" が 大切であるように
人間が ロボットに
感情があるようにみえるためには
"間" が大切なのである

むしろ人間と人間よりも
人間とロボットとのほうが
間 を意識しなければならない
ロボットに "間" をプログラミングしなければならない
それはさながら ロボットが
"空気を読む"かのように "うごく"ための
プログラミングである

空気を読むとは
その時にその場その状況において
最も適切な「姿・言・動」を行う事である(とする)


ロボットの
うごき を しぐさ とするためには

「間」をデザインしなければならない

つまり

人間とロボットの間に存在する

「空気」をデザインしなければならないのである



Feb 16, 2010

Avatar14 - Method.2 -

しかし
どこまで "うごき"であり
どこから "しぐさ"なのか
その判断基準を明確にしなければ
なにをどう実験したのか分からなくなります

例えばコマネチだったら
ひとそれぞれ(←これが大いに問題ですが)
あれがおもしろいかおもしろくないかが
ひとつの判断基準になると思ったので出したのですが・・・
基準が曖昧すぎます


求めるのは
人間がそのうごきの背景に
意志・感情が
ある "ように" 感じる
うごき です






「うごきのタイミング」


すべてはココに集約されるかもしれない




土台をしっかりと再確認し固めよう
ロボットは人工的につくられたモノでしかなく
感情を持つなどもってのほかである

「ロボットに感情を持たせよう」
などと考えては行けない
「ロボットに感情があるように見せよう」
である

そこがスタートである


要は"呼吸"!! 隙を見てズバッ!!ときめることが大事

Feb 15, 2010

Avatar13 - Method.1 -

さて本題に戻り

うごき → しぐさ

をどうやって見つけるかの話へ
とは言っても明確に方法がある訳でもなく
絞り出していくのですが


Method.1

コマネチ をやらせる


今や"世界の北野"の一発ギャグ?
「コマネチ」
体操の金メダリスト「ナディア・コマネチ」からとったとかとらないとか

彼のあの
手をスライドさせる角度だったり
首の傾き角度だったり
その速度だったり
そのキョリだったり
すべての動作のタイミングだったり

これがロボな動きによって再現でき
初見のヒトが笑えたら
それがコマネチの しぐさ になってたり
しないだろうか





コマネチ はさておき
人間もしくはペットのような
人間が親しみを感じる哺乳類の
うごきを再現する
「模擬」

模擬を行う事で
うごき が しぐさ に変化する
そのラインを決める方法はどうか


この模擬する うごき の選択も難しいが
それをどう再現するかも大きな問題だ

機械的に複雑に複雑にしていけば
うごき が しぐさ にかわる可能性は上がる、だろう

しかし そうなっては
ラインが分からん
うごき を再現する様々な機構の中から
完全な完璧な 取捨選択をする事で
うごき→しぐさ
ラインを発見したいのです


プロに学ぼう!

Feb 14, 2010

Avatar12 - くるくる -

ところで

ヒトなどの生き物に"ほとんど”なく
メカなどの機械にある
うごき がある


「回転」


すごく効率が良いのに
ヒトには使われていないうごき
これをもっともっと
ロボットの
うごき ではなく
しぐさ のために
取り入れると
ロボットがロボットとしての
表現を獲得するのではないか

と ある映画をみてふと思う
 

先端はこわいので・・・

Feb 13, 2010

かお53 - !!? -

"ロボ研"が すすんで・・・すすんで・・・
そして いずれ

ロボットの
ロボットによる
人間のための
ロボット


ができればいいなーって思うわけ




このブログでは
最終的な目的を達成するために
ちょっとしたお遊びを
あつかえれば良いと思う

堅苦しい話はなしにして
なんかふわふわひらひらと
でも結構本質かもしれないっぽいことを

ということで
原点回帰したのかしてないのか分かりませんが
遊びに戻りたいと思います!


この場をおかりし
このロボット(かお)談義におつき合いいただき
さまざまな勝手な物言いを
ほったらかしていただいた方々に
深く御礼を申し上げます

ほんとうにありがとうございました
これからもよろしくです



・・・ロボは解放されるのか...

Feb 12, 2010

かお52 - R -

もし
もよう の モデル化が出来たらば
次は何をすべきか

それは
「うごき」
だと おもっています

では
どうやってモデル化すれば良いのか
それはAvatarシリーズにゆだねるとして

もよう の構造の解明が終わって
うごき の構造の解明が終わったら

今度は
もよう と うごき の
関係を 知らなければならない



こう考える
もよう は 形態論
うごき は 身体論

こいつらの相互作用により
ロボはうまくいくはず

ロボにはロボの仕草があり
ロボにはロボの感情表現がある
そしてロボはいずれ
種になるのかもしれない
あくまで"つくりモノ"として


そりゃこんなもの真面目に撮影してたら怪訝な顔されますわ

Feb 11, 2010

かお52 -_-

もよう を
表情 に変換する
構造があるなあら
それはどんな構造なのか

ちょっと自分の研究の話に
近づきつつあるので
深くココでは言及しません



完全に それが構造化できれば
めんどくさい もよう を
あちこちいじくって
表現しなくでも

「はい、これ」
って出せるようになる
そんほうが楽?


十人十色
みんな違ってみんな良い
なんてのは
人間さんが人間同士で
言い合ってればいいんです

ていうのはちょっといいすぎかも
しれませんが...


どうせなら美しい構造が良い

Feb 10, 2010

かお51

かおなど
所詮 頭部の 前方にあらわれる
もよう でしかないと割り切ってしまえば

かお の
もよう としてあらわれる
表情は 単にパターンを示したものにすぎず
特定のパターンにはまると
それが
怒っていたり
悲しんでいたりと
読み取られているにだけ のことだと
言ってしまえる

しかしその特定のパターンとは何ぞや

同じ"もよう"の人間は一人としてこの世に存在せず
もようの示すパターンも異なっているのに
なぜ表情を共有できるのか

そこにはヒトという霊長類に特徴的な
構造が存在しているのでしょう


たとえば
「かわいい」パターンを示す もよう があるように


まさに自己満

Feb 9, 2010

かお50 - ただのもよう -

目・口・鼻・・・と顔を構成する
要素を考えてきましたが

いままで
「顔」という漢字を構成する
要素を考えてませんでした
今更・・・
大反省です
50回記念にかこつけて調べてみました



「顔」という漢字は
「彦」と「頁」の要素を持つ

「彦」は「彥」ともかくように
「文(もよう)」+
「彡(もよう)」+
「音符厂(ガン)(厂型にかどがたつ=崖のカタチ)」
という要素が組み合わさって
「ひたいがひいでた美男」を意味するという

「頁」は「ひざまずいたひとの頭部のカタチを強調」
している文字のようで かしら=あたま を意味するという


結局
「顔」の要素を分解すると
 
「彡」=美しい(いけてる)
「文」=もよう(ルックス)を
「頁」=あたま(顔に)
「厂」=つきだしている(そなえている)
「彦」=男子(メンズ)



顔はただの頭部の
「もよう」でしかないのだ!

そう考えると
なんか気が楽になったりならなかったり・・・?
本質ついてると 今なら思えます


きれいなそらもよう @Osaka-Jyo

Feb 6, 2010

かお49

見切発車のようで
計画性を持ち合わせていたような
かおシリーズも
49回まできています


かおはだいじだよね・・・
みたいな話からはじまり
目と口と鼻と・・・
かおの要素について
探ってきました

かおたちは
「かわいさ」だったり
「きもちわるさ」だったり
色々な表情を示していましたが

それらは
キョリの変化であったり
カタチの変化であったり を
要因としたものでした



かおは
人間の顔という要素であり
人間の社会的 顔であり
人間そのものを示す 顔でもあります

ここらでちょっと
原点回帰してから
再出発に備えます


Feb 5, 2010

Avatar11 - しぐさのうごき -

否!

うごき → しぐさ
の判断のために
AIは必要ない


"かおシリーズ"でも繰り返し言っているが
相手が何を考え何を思っているかなど全く関係ない
人間は勝手に相手に感情があると感じて
勝手に解釈してくれるのですから

しかしです

ただたんに適当にうごいただけで
そのうごきをしぐさに感じてくれるかというと
まったくもって そうではない

うごき のなかに
しぐさ を しぐさ たらしめる
うごき が隠されているにちがいない

それをどうみつけるか

それが問題だ

ねこのぺろぺろ

Feb 4, 2010

Avatar10 - AI -

しぐさ
という言葉の中に
何が隠されているのか

相手が何であれ
人間が「うごき」を認識した時
「意思・意図」を感じることで
「しぐさ」であると判断する

とするならば
「しぐさ」を実現するための
「うごき」を行うモノには
必ず「意思・意図」を作り出すモノが
必要となる

そして
そのうごくモノが
人工物であるならば
その人工物には

AI

が必要となる

人工知能をもった人工物の「うごき」は
常に「しぐさ」と感じられる

のか????


クラゲのしぐさ・・・?

Feb 3, 2010

Avatar9 - うごきとしぐさ -

うごき
 ↓
しぐさ

の変換はどのようになされるのか
やはりそれを探るには
"自分自身"="人間さん"
もしくは犬さんや猫さんの
しぐさ を 検証するしかないのです


以前 わたしが通うの大学に
ホンモンの自分のアバターをつくった
有名な"黒ずくめの男"がいると言いました

遠隔操作のアバターに
人間がだんだんと抵抗感を覚えなくなるのは
人間が操作してるからで

人間の しぐさ を遠隔操作によって再現する
アバターの  うごき が
人間にとって しぐさ と
認識されることは当然といえば当然



この実験で興味深いのは

■しぐさ は 親近感をあたえる!
 =外みが「・・・」でも、
  「うごき」が「しぐさ」になっていたら大丈夫

■機械でも「しぐさ」がつくれる!
 =関節やら目のうごきやらすべてが
  機械的機構によって実現されているロボであっても
  「しぐさ」と感じる事のできる「うごき」を再現できる


という点ではないかと
感じている


くものうごき すすきのうごき

Feb 2, 2010

Avatar8 - うごきとしぐさ -

対象のうごきを
しぐさと言った(感じた)時点で
観察者は対象に対して
すでに好感をもっているのでしょう

ひとくちに外見と申しても
正味の外み
だけではなくて

しぐさ として
外に出てくる部分も大いに重要になってくる訳です
これは 自明

しぐさかわいい!
なんてことはよくあるから

なので
“不気味の谷”
に落ちないためには

うごき
 ↓
しぐさ

の方向性をはっきりと認識せねばならないのですね




ちなみに
不気味の谷”は
どうしても通ってしまう道ではありません
避けて通れない道ではありません
きっと!!
きっと その谷を通る
道は間違っているのです

つまり
もうひとつ
道はあるのです
通るべき道が


Which path do you wanna go?