Mar 17, 2010

Avatar20 - Method.3.2 -


ではでは
そんな「間」取り具合の傾向が出来たら
その発展バージョンとして
今度は振り返り速さを変化させてみてはいかがでしょうか

前回行った振り返り速さでは
「速さA」だとなんかうざそうに振り返ってるように見えたけども
「速さB」だと何かに熱中していて ハッとして振り返る
ように人間は感じるかもしれない


それぞれの
「間」において
それぞれの
「振り返り速さ」が
それぞれの
「人間の受け取る」
「ロボの示す感情(気持ちとか気分とか)」
で 組み合わせて一定の傾向が出てくれば
なんかそれは単純にらくちんではないか?

だって振り返り速さとタイミング=間=時間
だけじゃん?


ロボはただタイミング合わせて
速さ調節して
呼ばれた方に向けば良い
何の意志も感情も気分も持たずに

人間はその速さとタイミングで
勝手にロボがどう思っているか
感じ取ってくれる
感じ取ってしまう

そして勝手に
コミュニケーションを行おうと
次の反応を微調整してくるんです

それの繰り返し



どこまでもどこまでも


Mar 16, 2010

Avatar19 - Method.3.1 -



人間が何らかのインタラクションを
ロボに行った時に
ロボからの反応を一定にする

その一定の反応の
「間」
をコントロールする



例えばかなり簡単なことから
始めれば良いと思う




《呼びかけに対する振り返り》

①人間がロボを呼ぶ
「おーい ろぼ!!」

②ロボが振り返る
「・・・))」

これだけで良い
始めは

この②の振り返る動きを
まったく同じ
速さで回転角で行う

変化させるのは自分を呼びかけた
相手の声のする方向を向く
「タイミング」=「間」
のみである

コンマ1秒くらいの
ズレを徐々に増やしてゆく

例えば速すぎるなら人間は違和感を覚えるし
遅すぎるなら聞こえてないかもと思うかもしれない
結構速かったら呼ばれて嬉しいのかもしれないし
中途半端に遅かったらなんか呼ばれてうざいのかもしれない

なんか
振り返る「間」の変化によって
人間は ロボに何らかの感情の違いをきっと
読み取るだろう

そしてそれには一定の傾向が現れてくるだろう
さっき挙げたように
まあなんかへーっていうくらいの
指標になるのではなかろうか?



なんかちょっとした違和感ってやっぱ気づくじゃん?

Mar 14, 2010

Avatar18 - Method.3 -

Avatarシリーズに戻ります
Avatarシリーズってなんだな方は・・・=>

ロボットのような人工物に
・感情移入したり
・感情があるように感じ取ったり
・感情があるって信じたり
するのは

かおシリーズで とりあげているような
「かお」
「かたち」
「表情」
がどうしたという話では
おさまりきらない話なのは当然である


あくまでかおは表面的に
出てきた もよう であり
他の情報と同じように
判断のための
ひとつの指標にしかすぎないんですからねー


それを
人間には 繊細に
相手の気持ちを読み取る能力が
備わっているのであるといってしまえば
単に人間ってすげー的な話になるが
そんな話はおもんない ようなきがする

人間なんてこの程度でも
伝わるんだよ的話にもっていったほうが
ぜったい面白い 
なんかちょっと斜め目線で皮肉った方が
面白いに違いない


そんなわけで
人間がロボに感情を視るのは
単に自分たちの"間"に当てはまっていれば良いのだ
って言えてしまいたいのです

所詮こんなもんのかたまりよ

Mar 13, 2010

かお68 - 縦目11 -

ミッキーのおめめに
様々な縦目の秘密が
隠されていた事は確かであるが

それが直接に
縦目好きを多くしているとは
言いがたいのは事実です

ミッキーの謎が解けてもね
まあ縦目が世で受け入れれてているのは
ミッキーがひとつの原因であるという事は
可能であろうが

まだまだ縦目の謎解きは続く訳であります



だんだん細くなっていく

Mar 11, 2010

かお67 - 縦目10. Secret of Micky -


そんな私の
自分勝手に進めている議論も
時代をさかのぼってみると
意外にも初期の初期のミッキーに
その裏付けを発見する事ができました


それが下に示す絵です
昔私も見た事があったのですが
ディズニーさんのつくった
1928年 ミッキー登場の作品の一場面です


ミッキーには違いないが
何が違うのか・・・

やっぱ
目 ですね
特に白目と黒目

今のミッキーと明らかに違うのが
白目ラインがクッキリと
描かれているところです


ミッキーの原点がココならば
今のミッキーのM字ラインが
白目のラインを示している
というのも 結構納得行きますよね


しかし
いま活動中のミッキーは なんで
しろめあり
になったんでしょうねえ・・・


1928 the short film Mickey Mouse in Plane Crazy

Mar 10, 2010

かお66 - 縦目9. Secret of Micky -

これまで見てきたように
ミッキーはかなり仕組まれ
要素を極力減らしているようで
実は表現できることは減っていないのである




ミッキーのM字のラインは
模様のように見え
黒い毛のように見え
白目のラインでもあり
あるいは"眉毛のように歪む"ことがある(←これに関してはまた後ほど...)


ミッキーの黒目にはいった
パイカットは
瞳を示し
視線を示し
ハイライトを示し
ミッキーをより生き生きさせる役目がある


要素を減らすことで
表現は限定されるのではない
シンプルになることで
そのものの持つ力や意味の深さが
弱くなり浅くなるのではない


相当に吟味した
要素の限定は
表現によりいっそう力強さを与え
見る者の心に残る
そして世代を超える
理解される


記号になる



ミッキーは世界で最も人気で
有名なキャラクターである

人気がでて広く受け入れられることで
ミッキーというキャラのキャラは
記号に至ったのでしょう

[(参)かお56 - キャラのキャラの記号 - => ]



すっかりミッキーの虜でざんす

Mar 8, 2010

かお65 - 縦目8. Secret of Micky -



でもそれだけじゃない!!
それってどれ!?はこちら=>

そして
私が さらに 再び 独断で判断しますが
パイカットは

「ハイライト」

をも示していると考える事は出来ないでしょうか
ていうかできる!!!


どんなキャラクターでもそうですが
目の 特に 黒目に
「ハイライト」を入れると
とってもそのキャラクターが
生き生きしてくるのです
それは「立体感」がでるからであったり
「光沢感=体液?=湿っている感じ=生き物っぽさ」
が出るからであろうと勝手に思っているのですが

ミッキーの目のパイカットも
実はこの効果をねらっている
もしくは図らずして効果を発揮している
と考えます


下のミッキー見てもらえれば分かるように(わかるよね?)
パイカットをちょっとずらす(上にね?)
ちょっとパイのカットを減らして端っこに寄せてみると(ほら!)
「ハイライト」になったんじゃないですか?


ハイライトが存在するための
「光」
は パイカットと同じで
「方向性」

がありますから



かお64 - 縦目7. Secret of Micky -

ミッキーの不思議な
ズラのM字輪郭は
元々
「白目」

「かお表面=かおの要素たちがのっかる部分」
の境界線であったのですね
ディズニーさん!
 
そうなると
どうなると?はこちらから=>

いったい
「パイカット」はなんだ!
パイカットってどちら様?はこちら=>
となる訳です


おそらく
これはそれほど想像に難しくないでしょう

「瞳」

ですね
現に、ミッキーのパイカットの
カットされる部分は
ミッキーの見ている方向=向いている方向
によって変化しています

これまですべて方向性がなく
左右対称でつくられたミッキーの かお が
はじめて方向性のある要素を加えられたわけですから

ミッキー自身もころころ
"パイのカットの仕方"を
変えなければならなかったのですね・・・


でもそれだけじゃない!!





パイカットの目をもつミッキーは
今だに結構な人気を誇っているようである

パイカットによって
ミッキーは
視線が定まってない状態
(↑これはキャラにとっては決してマイナスではないが)
から
視線の方向はだいたい示せるな状態 を獲得できたわけです

それも世界一有名な
独自の方法で

これはすごいなー っておもいます


Mar 6, 2010

かお63 - 縦目6. Secret of Micky -

なにが
仕組まれていたのか


あくまでこれは
わたし個人の発想ですので
ディズニーさんたちとは全く関係ありません ご了承ください



Step.1 ++++++++++++
まず、ちょっと白目つくってみましょう
こんな感じです


どこにでもある目っぽくなった





Step.2 ++++++++++++
ちょっと白目の面積拡げてみましょう
こんな感じです


ミッキーて かなりの「寄り目」なんですよね
見慣れすぎてそんな事 意識しないけど





Step.3 +++++++++++
白目以外のとこ
黒くしてみましょう
こんな感じでしょ


なんか泥棒さんみたいだよ
なにか見えました
わかってきましたか





Step.5 +++++++++++
じゃあ
ミッキーの特徴でもある
おっきな「ほっぺた」を
つけてみましょう
まるいかわいいほっぺたです




みたことあるかたちになりましたね!





Step.5 +++++++++++
これはおまけ
お鼻もつけましょう










そう
あのまん丸い耳のついた
ミッキー独特の
後頭部を覆うような


「ズラ」


あれは


M=白目のライン


だったのです


Mar 5, 2010

かお62 - 縦目5. Secret of Micky -

ミッキーの
「まっくろ」な「縦目」は
確かに
"黒めを表している"

それはおそらく正しい

しかし
目にみえる
"黒目だけが目を表している"

これは間違いである
そう確信している





ミッキーのあの
とっても不思議な髪の毛??
ではないのだろうが
あの不思議な黒と
肌との境界ライン

あれです
あれが
ミッキーのミッキーたる所以であり
すばらしく仕組まれた
記号だったのです


ズラにしかみえなくね?

Mar 4, 2010

かお61 - 縦目4. Secret of Micky -

「まっくろ」な「縦目」は
黒目だけを表している

多くの動物の目には
多かれ少なかれ
"白目" と "黒目" が存在しており
目として認識される領域から覗く
白目と黒目の 左右の面積比を捉え
対象が何処に注意をむけているのか
どちらの方向に視線を送っているのか を
判断している


しかしただ単に
「まっくろ」な「縦目」は
黒目だけを抜き出し
黒目だけを表現した
だけにすぎないのか




私たちは
「まっくろ」な「縦目」に
何処か白目の存在を見ているように
思えてならない



白目がないことにより
そのキャラクターの視線が
ハッキリとは定まらない
少なくとも"目だけ"からは

故にミッキーはあれだけの
軽快な動き 体全体をつかった表現 によって
"何かに興味を向けている" ことを
アピールするのかもしれない


しかしそれだけなのだろうか・・・

いやちがうよ!



ね? わかった??

Mar 3, 2010

かお60 - 縦目3. Secret of Micky -

僕らのクラブのリーダー♪こと
ミッキーマウス は
結構面白い「縦目」の歴史を
辿ってきています


ミッキーマウスはいままでに
3つの縦目をもっていたようです

こっちになってあっちになってというように
紆余曲折を経て
現在のカタチになっているようですが
そんなことはとりあえずおいておいて!
列挙してみましょう





■まっくろ ++++++++++++


前回のブログでもみせたミッキーマウスの写真と同じ
目のカタチです
真っ黒
そして
縦長ですね
初期のミッキーです






■パイカット ++++++++++++


これは
ミッキーマウス特有
印象的ですよね

きりかかれているかたちから
上でも示したように この目のカタチを
「パイカット」
と よぶそうですよ!






■しろめあり ++++++++++++


現在のカタチがこれ
そして初期の初期も
これとほぼ同様のカタチであったように思う

最近は黒目の部分に
ハイライトをつけたような


こんなのもあるが
これは「しろめあり」にいれてもかまわないだろうと思う



Mar 2, 2010

かお59 - 縦目2. Secret of Micky -

事実
大半の日本人が縦目に違和感覚えず
逆に好感が持てる 不快な感情を抱かない
という結果が 某研究結果として得られている


一体縦目はいつどのようにして
発明だれたのだろうか

どうやら
少なくとも日本に入ってきたのは
Walt Disny の代表キャラクター
Micky Mouse
に端を発しているようである

しかし
このころ登場した時点で
すでに受け入れられていたのは
不思議