Oct 1, 2009

かお27

こんなにもパターン化をし
見た事象を単純化してしまう 人間

そんな人間の目にうつる
「ロボット」 の 「かお」 を
「人間」   の 「かお」 に
酷似させる必要があるのだろうか

"ひとーひと コミュニケーション"において
重要な「表情(かお)」という複雑な情報を
あえて複雑なまま ロボットに表現させ(ようとして)
複雑すぎる情報に さらに
不気味さ 気持ち悪さ という複雑情報が(やむを得ず)付加された上で
人間とロボットがコミュニケーションを
はかろうとしているのには 弱冠の
ばからしさ を感じる
(もちろん人間とは何かとかゆー名目でそうすることは多いに結構だと思ってます)



「口先ではわらっているけど 目が笑ってない」

ロボットはこれで良い
(人間同士だと 関係に多少の亀裂を生みかねないけれども)

というよりこの段階で あえて止めるべきなのではないか
人間にとってロボットは
ちゃんと笑っていると認識できる
笑いのパターンを示している
単純化された「笑い」の要素が
最小限に表現された顔であれば
問題ない

つまり
ロボットの かお は
おのおのの 表情 が
単純化されて表現できていれば問題ないのである

人間がパターン化によってつくりだす
単純化された 「かお」 を
ロボットに表現させ 人間がそれを理解することが
「ひとーロボ コミュニケーション」
を円滑に行う 十分条件であり

複雑な表情によって細かな感情の疎通まで行わせるのは
「ひとーロボ コミュニケーション」 における
必要条件ではない


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