Jan 30, 2010

Avatar7 - うごきとしぐさ -

うごき と しぐさ
この違いは面白い

「うごき」
という言葉は人工物
それこそありとあらゆるモノどもに使われる
そして人間にも

しかし
「しぐさ」
という言葉は多くの人が
生き物にしか使わない



「異性のグッとくる“しぐさ”は?」
よくこんな(どうでもいい)質問を投げかけられることがあるが
「異性のグッとくる“うごき”は?」
と聞くMCはかなりのおばかさんである

たとえば
「髪をかきあげる」という行為にグッとくるとしよう

「髪をかきあげるしぐさ」・「髪をかきあげるうごき」

かなりこの2つのコメントの間には
おっきな隔たりがあることは誰しも理解できる
まるでどこぞやにあるといわれている
あの谷のように


BOSSのまじないなり

Jan 29, 2010

Avatar6

リアルに
自分のアバターをつくった人間が
私の大学には存在しています

自分そっくりなロボットをつくり
それを遠隔に操作することで
さらにロボを介して他者とコミュニケーションを行う

するとロボと向き合った相手は
その対象に始めは不気味がりながらも
だんだんとその違和感は消え
自然とお話が出来るという

そのロボットは声も遠隔で出力でき
人間特有の呼吸による微動なども再現し
人工物特有の“(マクロで見た)静止”をなくしているという

なぜ
そのアバターロボットと対面した人間は
だんだんとその不気味さから開放されるのか
(確実に100%開放される訳ではないだろうが)

それはひとつに人間が ロボットの行為を
「うごき」としてではなく
「しぐさ」として
認識しだしたことによると考えてみたりする



キリンがマツボックリをつつくしぐさ?

Jan 21, 2010

Avatar5

バーチャルとは

Existing in essence or effect
though not in actual fact or form

=みかけや形は原物そのものではないが
 本質的あるいは効果としては現実であり原物であること

という意味をもつ


"Virtual" の 反意語は
"real" ではないのです




物事をバーチャル化
=物事の本質を抜き出す行為

バーチャル化したものをリアル化する
=本質の可視化

可視化されたもの
=本質のアバター


アバターの中に
物事の本質を封じ込めてしまえば
それは革新的なモノになるに違いない!



@Namba

Jan 20, 2010

かお48

お互い勝った負けたの勝負をするような
関係にない訳で
かわいそうに
勝手に土俵にあげられてしまったのですね







結果はかなりの良い勝負
遠目に見ればほぼ互角といえます


※ちなみに使用している
 キャラたちは
 ちゃんと本人たちから正確にトレースしたものです
 ご安心を



つまり?
人気キャラクターの輪郭の条件は
腫れぼったい
ほっぺたを持たせてあげることなのです

Jan 18, 2010

かお47

しかし
なぜキティの輪郭は
こんなほっぺたぷっくりに落ち着いたのか
そして果たして他のキャラクターにもその
ほっぺたぷっくりの法則は当てはまるのか



という訳で
世紀の大一番

東の横綱を キティ
西の横綱は ミッフィー

なんと初土俵にして直接対決

Kitty
Miffy

お名前だってとっても似ているではないですか
勝手に 良いライバルに仕立て上げるには
好都合な2人
そして世界的人気知名度も
お互い文句なし
待ったなし

はっけよい、のこった!





おっと
物言いがついたようですよ・・・

Jan 17, 2010

かお46

つまり

まあ考えてみれば簡単な結論かもしれないが
輪郭は丸みを帯びた方が
子供っぽくなるということが言えます

そしてさらに言えるのは
ただ単にまん丸い単純なカーブを描くのではなく
少し 四角く なったほうが
いわゆる “かわいいはつくれる!!” ようなのです


・・・かおにみえる。。

Jan 14, 2010

かお45



②ベース



このキティはあごのカタチが
「ベース」のカタチになったもの





念のため説明するとベースとは
野球のホームベースのかたちのことで
人間さんでいう
「えらがはったかお」
とほぼ同義語だとかんがえればよいと思います

ベースになった分少し
大人っぽくなったでしょうか
キティ本人の姉貴分母君といった
印象をもちます



③本家



このキティは本家本元の輪郭を
もっています





輪郭のカタチは
②のベースの輪郭の角をなくして
まるっとさせると
こんな輪郭にたどり着きます

つまり
カクばりぐあいが
まる<本家<ベース<しかく
というような順番になっている訳です

さらに カクばりぐあい をあげるとこうなります



④しかく



このキティはあごのカタチを
「しかく」にしたもの





②のベースよりも
よりカクばって
えらがはっているどころか
もう あごがどこだか分かりません

これはもう
キティ本人のお父上といった印象でしょうか



キティのほんとうのお父さんの輪郭は全く
本人とおんなじです
というか 家族みんな同じ輪郭です

リボンを外して
いろいろ付属品をつけることで(要素をたすことで)
年齢差をつけているようです

Jan 12, 2010

かお44

人間さんは
とくにあごのカタチで対象の輪郭を判断するようです
なので
キティにも顎のカタチを変えてもらいました
やはりがらっと受ける印象が変化しています



①まる



これは「あご」のかたちが
「まる」になったキティ







ちょっとまるっこくなって
キティの実年齢よりも弱冠ですが
幼くなりました
去年で35周年のキティ
実際の年齢設定がは不明です

印象としては
キティ本人(猫)の妹分といった感じでしょうか


最近のキティの輪郭は
この「まる」の傾向が強くなっています

キティーのデザイナーは3回変わっているらしいのですが
1980年の交代で大きな変化がありました

ひとつにキティの正面性
(これまでは真っ正面しか向いていませんでした)がくずれて
斜めな かお も出てきたこと

そして もひとつ大きな変化は
「輪郭線」がないキティが出てきたこと

この2つの変化はかなり大きい(衝撃だった)と思いますよ



このまるっこい輪郭に近づく傾向
時代の流れでしょうか
ちなみにかなり最近は
キティの「輪郭線」がないばかりか
まつげはえてたり
ふさふさになってたりします!
いっときは団体さんでCMにでてましたよね

どこまでいくのやら

Jan 11, 2010

かお43

輪郭
一瞬にしてその印象をがらっと変えてしまう
かおの構成要素

以前示した
キティの輪郭変形はかなり誇張していました
とくに「たまご」と「まる」はかなり
へんがおになってしまってましたね

なのでちょっとブラッシュアップして
変形を極力少なく小さくして再検討





①まる
②ベース
③・・・
④しかく

どうでしょうか
結構印象が変わってしまったような
いまいち印象が変わっていないような
いろんないけんがありそうですね
不思議な感じになってます

あなたはどのキティがすきですか??

Jan 5, 2010

Avatar4 - money -

しかし一方で
お金はリアルに存在するが
お金をモノ(リアル)の価値(バーチャル)を表現する
アバターであると考えるならば
お金はリアルにコインやお札で存在するものの
その存在意味はバーチャルを根本としている


昔はリアルがリアルのまま
"物々" 交換され
目に見えるカタチで様々なものが
等価(であろう)交換されてきた

モノの価値が
私たちが実感できるリアルに存在しない訳ではないが
それをスムーズに・便利に・客観的に
理解できるためには一度
リアルに存在するであろう価値を
「なんぼ?」
という お金の量としてバーチャル化し
それを再度リアルの現金に戻してやる

分かりやすく
扱いやすくなった一方で
なんでもかんでも
お金な世の中になってしまってきたのでしょうか



生きるために必至に泳ぐ

Avatar3 - money -

誰だってお金欲しいですよね
なんでお金が欲しいかって?
欲しいものを気兼ねなく手に入れるため
お金をつかってリアルが欲しい

1 5 10 50 100 1000 (2000) 5000 10000
お金は現在"かろうじて"リアルを保持している
財布には入ってますもんね「現・金」
そんなお金ももう目の前から消えつつあります
お金がバーチャルになってきています

クレジットカードは本当に便利

つい使いすぎてしまうから・・・
という人はお金のバーチャル化とリアル化が
苦手な人なのだろうか

お金がバーチャルなものになって
そのバーチャルお金が現実世界に存在するための"アバター"が
リアルカードだと考えることはできないだろうか

リアルにあるものを一度バーチャル化してから
もう一度違うカタチのアバターとして
リアルの世界に戻すことによって
物事は格段にスムーズになり
便利になるのかもしれない

バーチャルとリアルの世界をうまく行き来しないと
これからはうまく生きていけないかもしれない


@Sumiyoshi

Jan 2, 2010

かお42

輪郭の影響力
それを実証
確かめるために

様々な試行錯誤をしてみます

そのために今年もこの方に登場していただくしかありません
「Kitty White」
2010年もよろしくおねがいします


輪郭を構成する要素として
以前挙げたように

「ベース」「たまご」「しかく」「まる」

という かたち があると言いました
まずは適応するところから始めましょう



ベース




たまご




しかく




まる



もう少し検討の余地ありですね

Jan 1, 2010

新年




謹賀新年

あけましておめでとうございます

昨年は
このブログにおいて好き勝手なことを
しゃべくらせていただいたにもかかわらず
おつきあいいただきました皆様

ありがとうございました


数少ない読者がおられましたことを
折りに触れ知り 本当に感謝でいっぱい v >_< v でございます



本年2010年もさらなる
自己満足ブログの世界に明け暮れることを


.IOd-S-bOI.


の目標とし新年のご挨拶とさせていただきます


今年も何卒よろしくお願い申し上げます