Dec 9, 2009

かお34

話は一度戻って...

結局人間は複雑化と単純化の狭間に生きている
今回の かお の話にしぼって言えば
この単純化と複雑化の過程は
人間が 対象を擬人化する過程とほぼ同様である

要はこの人間の卓越した能力を
引き出すことのできる かお を提示してあげれば良い

人間にはあらゆるところに
かお のパターンを見つける能力が
存在していると以前書きました
言い換えれば かお のようなパターンに
強く意識が向くということ

これを利用した実験(結構昔)があります

ヒト の かお の写真を用意し
「目」
「鼻」
「口」
の かお を構成する主要な部分を
ひとつずつ隠して
被験者に見せる
すると
「鼻」「口」を隠した写真をみる頻度には
大きな差が見られなかったが
「目」を隠した写真を見せた場合のみ
その写真を見る頻度が極端に減少したそうです
(これはお猿での実験でも同様のようです)

つまりヒトにとって
かおのパーツで最も大事なのは
「目」

この結果はほぼ直感と同じで
違和感がありません

実際 わたし(たち)が
かおみたい!と感じるパターンは
同じ かたち をしたものが
対称に並んでいる
ものがほとんどです

わたしの場合
最近は病的に何でも かお に見えちゃういますけどね

@Motomachi

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